塩の選び方【保存版】と安心安全!スーパーで買えるおすすめ天然塩5選
塩の選び方ってどうすればいいの?
塩っていろいろあるけど、用途によって選び方の基準とかある?
安全性は?
塩っていろいろありますが、全部同じではないですよね。
- 産地
- 添加物の有無
- 粒の大きさ
など、他にも違いはいろいろあります。
この記事では、
- 塩の選び方の基準
- おすすめの塩の紹介
- 塩を選んで使い分ける方法
- スーパーで買い物する時の塩の選び方
を紹介しています^^
塩の選び方はいいから!スーパーで買えるおすすめの塩が知りたい!という方はボタンからジャンプしてくださいね↓
商品の原材料、内容量、価格などは変更になる可能性があります。
本記事公開時の情報を記載しておりますので、アイテムを購入される際の最終確認は購入ショップにてお願いいたします。
塩の選び方、基準はこんなにもある…!
塩を選ぶ時に、基準になるものは1つではありません。
もちろん、どこを基準にするのか?は、用途や塩を使いたい時の気持ちによって変わってくるので、自分で決めてみてくださいね。
製法や工程 | イオン膜、立釜法、溶解、平釜、天日、逆浸透膜など |
原産地 | どこの海水なのか、どこの岩塩なのか、など |
原材料 | 再生加工塩にはニガリなどが添加されている |
栄養成分 | 食塩相当量やミネラル含有量をチェック |
価格 | お財布と相談して値段は決めましょ |
塩の種類 | 精製塩、天然塩、再生加工塩など 海塩以外にも、岩塩や藻塩などもある |
マイクロプラスチックの有無 | 昨今、海はマイクロプラスチック問題があるので、マイクロプラスチックについての記載があると安心できる |
放射能検査 | 放射能検査してますよー!って書かれてる方が安心 |
今ここに書き出した基準は、全て満たしていないとダメ!というわけではなく、どういう基準であなたが選びたいか?ということです。
もちろん、安全性がしっかりしたミネラル豊富な塩がいい!っていう方は、いろんな視点から塩を選ぶ基準を見てみるといいでしょう。
そもそも、なぜ塩を食事に取り入れるのか?を考えることが大切です。
- 消化を助けるため
- 体液のバランス維持のため
- 血圧を安定させるため
など、塩に含まれているミネラルが身体に欠かせないことが分かります。
上記のことから、私はミネラル豊富な塩を選びたいので、栄養成分を1番優先してチェックしています^^
あと、日本の食を応援したいので、できるだけ日本の海水が原料で使われている塩を選ぶように心がけています。
もちろん、調理の過程でも、
- 塩味をつける
- 商品が腐るのを防ぐ
- 脱水作用を利用して臭みをとる
など、塩は大活躍です♪
塩の選び方ポイント1.製法・工程
塩のパッケージ裏を見てみると
と書かれた欄があるかと思います。
(塩 公正マークがある塩には表示義務があるので記載があります)
基本的には、この工程の欄に
- 天日
- 平釜
と書かれている塩を選ぶとミネラルが失われることなく製造された塩です。
逆に「イオン交換膜」と工程欄に書かれている塩は、海水に元々含まれている塩化ナトリウム以外のミネラルがほとんど取り除かれてしまう製造方法です。
人体の健康にはミネラルバランスが重要!
体内ではミネラルを作り出すことが出来ません。
生きていくためにミネラルが必要であり、そのミネラルには複数種類があるのでバランスよく取り入れることが大切です。
そのミネラルを補給できるものの1つとして塩があります。
しっかりとミネラルが含まれている塩を選びましょう♪
塩の選び方ポイント2.原産地
原産地(原産国)を見ると、どこの海水なのか?が書かれています。
(※岩塩でも記載あり)
ここは、こだわりがないならどこでもいいと思います。
私は個人的に、できるだけ日本の食を応援したいので、原産地が日本であるものを選びたいな~と思っています。
塩の選び方ポイント3.原材料
原材料は基本、海水だけです。
しかし、海水以外が原材料のところに記載されているケースが3パターン。
- 再製加工塩と呼ばれるものに、にがりなどのミネラルが添加されているパターン
- 固結防止剤として「炭酸カルシウム」などが添加されているパターン
- 味付けがされている塩に「グルタミン酸ナトリウム」「アミノ酸」などが添加されているパターン
1つ目は、海水から作った天日塩にニガリなどを添加することで、塩のマグネシウム含有量を豊富にしたり、ミネラル分を調整しています。
こういう加工をすることで、ただただ塩辛いだけの塩をまろやかな味の塩にすることが可能です。
この中で特に注意しなければならないのが3つ目ですね。
よく「〇〇塩」と呼ばれるおしゃれなものがありますよね。
(抹茶やカレーの味がついているようなもの)
そういうものには、アミノ酸などで人工的な味付けがされているので注意しましょう。
塩の選び方ポイント4.栄養成分
塩のパッケージ裏を見てみると、
- 食塩相当量
- ミネラル含有量
が記載されています。
(安価な塩だと、記載が省かれている場合もありますが(;’∀’))
食塩相当量が低いほど、塩化ナトリウム以外のミネラル含有量が増えるのでぜひチェックしてみてくださいね。
- ナトリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- カリウム など
塩の選び方ポイント5.価格
塩は毎日使う物なので、価格ももちろん大切です。
もちろん、高くていい塩もありますが、それをずーっと買い続けることができるか?という視点も大切!
家計やお財布と相談しつつ、手が出せる価格の塩を選びましょう。
用途に合わせて、塩を使い分けて節約する方法もあります!
健康にいい安全な塩は、丁寧に時間をかけた製法や工程が取られていることが多く、その分、コストもかかってきます。
どれだけ身体にいいものでも、継続しなければ意味がないと思います。
継続して購入できるような価格帯なのか?をチェックすることは大切です。
塩の選び方ポイント6.塩の種類
塩の種類はまず原材料別に
- 海塩
- 岩塩
- 湖塩
など。
そこからさらに、海塩が分類されて
- 天然塩
- 精製塩
- 再生加工塩
に分類されます。
料理によって使い分けたり、摂取したい成分・栄養素や塩の旨みを上手に活用するために使い分けたりすることができます。
塩の選び方ポイント7.マイクロプラスチック
近年、海のマイクロプラスチック問題が深刻です。
海水が原料の海塩にも残念ながら、マイクロプラスチックが含まれている場合があります。
じゃあ、岩塩ならマイクロプラスチック問題がなく安全なのか?というとそういうわけではありません(;’∀’)
岩塩からもマイクロプラスチックは見つかっています。
マイクロプラスチックについての説明がある塩なら、より信頼感を持って購入できますよね^^
マイクロプラスチックは、
- どこの海水なのか(産地)
- 製造工程でちゃんとろ過されているか
などで変わってきます。
塩の選び方ポイント8.放射能検査
放射能検査を実施しているかどうかも判断材料に入れておくといいでしょう。
検査をしていないからダメ!ではなく、企業側が出せる情報をきちんと出してくれているか?という誠実さを見るポイントとなります。
もちろん、検査をするにもお金がかかるわけですから、検査を実施している塩は価格が上がることもあります。
おすすめ天然塩5選!スーパーで買える商品厳選したよ
ここからは、スーパーなど身近な場所でよく見かける塩の中からおすすめの塩を紹介していきます^^
1つ注意していただきたいのは、おすすめされていない塩=悪い塩、ではありません。
しょっぱいだけでなく、しっかりミネラルが含まれている塩を中心におすすめ紹介しているので、参考にしてくださいね。
(※栄養成分は全て100gあたりの表示です)
おすすめ塩1.海の精 あらしお
製法・工程 | 天日、平釜 |
原産地 | 伊豆大島近海 |
原材料 | 海水 |
栄養成分 | 食塩相当量:86.36g マグネシウム:700mg カルシウム:400mg カリウム:240mg |
参考価格 | 648円(税込) |
公正マーク | 無し |
塩の種類 | 海水塩・天然塩 |
マイクロプラスチック | ー |
放射能検査 | 実施済み |
内容量 | 240g |
海の精 あらしおはイオンの塩コーナーで見かけました^^
240g入りの使いやすいサイズの商品が販売されていましたが、通販であれば、大容量でも購入可能です。
放射能検査は実施されており、ホームページにも「商品の安全性」というコーナーがあり、PDFのデータとともに安全性を確認することができます。
おすすめ塩2.沖縄の海水塩 青い海
製法・工程 | 逆浸透膜、平釜、平釜 |
原産地 | 沖縄 |
原材料 | 海水 |
栄養成分 | 食塩相当量:91.1g カルシウム:400mg カリウム:160mg マグネシウム:180mg |
参考価格 | 610円(税別) |
塩の種類 | 海水塩・天然塩 |
マイクロプラスチック | ー |
放射能検査 | 実施済み |
内容量 | 500g |
こちらの塩は、イオンだけでなく、和歌山県を中心に展開されているオークワでも販売されていました^^
価格的にも、お手頃で毎日使う塩としても買いやすいと思います。
おすすめ塩3.粟国の塩
製法・工程 | 天日、平釜 |
原産地 | 沖縄県粟国島 |
原材料 | 海水 |
栄養成分 | 食塩相当量:73.4g マグネシウム:1,660mg カルシウム:250mg カリウム:480mg 鉄:0.62mg ヨウ素:450㎍ リン:0.05mg ホウ素:0.45mg リチウム:0.70mg ケイ素:0.50mg |
参考価格 | 864円(税込) |
塩の種類 | 海水塩・天然塩 |
マイクロプラスチック | ー |
放射能検査 | ー |
内容量 | 250g |
粟国の塩は、食塩相当量が低く、含まれているミネラルの種類も多い塩です。
田舎ですが、イオンや関西で展開されている関西スーパーで見かけたことがあります。
おすすめ塩4.雪塩
製法・工程 | 逆浸透膜、加熱ドラム |
原産地 | 宮古島 |
原材料 | 海水 |
栄養成分 | 食塩相当量:72.6g マグネシウム:3,310mg カルシウム:832mg カリウム:1,000mg 鉄:0.14mg |
参考価格 | 756円(税込) |
塩の種類 | 海水塩・天然塩 |
マイクロプラスチック | ー |
放射能検査 | ー |
内容量 | 120g |
雪塩は、イオン、ロピア、オークワ、関西スーパーと、割とどこでも見かけます^^
マイクロプラスチックに関する情報はホームページには見当たらなかったのですが、地下海水をろ過させているので、マイクロプラスチック混入の可能性は限りなく0に近いのではないでしょうか。
おすすめ塩5.ぬちまーす
製法・工程 | 逆浸透膜、噴霧乾燥、低温焼成 |
原産地 | 沖縄県 宮城島 |
原材料 | 海水 |
栄養成分 | 食塩相当量:75.5g マグネシウム:3,360mg カリウム:970mg カルシウム:700mg |
参考価格 | 648円(税込) |
塩の種類 | 海水塩・天然塩 |
マイクロプラスチック | ー |
放射能検査 | ー |
内容量 | 111g |
カルディなどで見かけていた時期もありますが、最近はなかなか見かけなくなりました。
通販では、販売されているのですが、実店舗でぬちまーすに出会うのはラッキーってところでしょうか。
ぬちまーすに関しても、マイクロプラスチックに関する情報はホームページには見当たらなかったのですが、地下海水をろ過させているので、マイクロプラスチック混入の可能性は限りなく0に近いと思われます。
塩の使い分け
塩もいろいろありますが、使い分けをすることも大切です。
- 粒の大きい塩で味付けをして、塩の粒感を楽しむのか
- サラサラの塩でシンプルな味だけを楽しむのか
- 味付けで使うのか
- きゅうりなどを塩もみするのか
- 料理に味付けをするのか
など、いろんな用途や楽しみ方があります。
例えば、きゅうりを塩もみするような場合であれば、自然塩を使わなくても、再生加工塩など、コスパの良い塩を使うのでもいいでしょう。
(我が家は、天然塩と再生加工塩を使い分けています^^)
塩の選び方、ここだけは押さえておこう!
今回は、塩の選び方として
製法や工程 | イオン膜、立釜法、溶解、平釜、天日、逆浸透膜など |
原産地 | どこの海水なのか、どこの岩塩なのか、など |
原材料 | 再生加工塩にはニガリなどが添加されている |
栄養成分 | 食塩相当量やミネラル含有量をチェック |
価格 | お財布と相談して値段は決めましょ |
塩の種類 | 精製塩、天然塩、再生加工塩など 海塩以外にも、岩塩や藻塩などもある |
マイクロプラスチックの有無 | 昨今、海はマイクロプラスチック問題があるので、マイクロプラスチックについての記載があると安心できる |
放射能検査 | 放射能検査してますよー!って書かれてる方が安心 |
上記8項目を挙げました。
塩で味をつける、だけの用途ならどれを選んでも良いと思います。
しかし、健康に気遣った塩選びをするのであれば、栄養成分にて、
- 食塩相当量(塩味がキツくて、塩化ナトリウム以外のミネラル分が少ないのか)
- ミネラル含有量が多いのか
をチェックすることが最重要かな?と私は考えています。
もちろん、塩の選び方に正解はありません。
- 価格で選ぶもヨシ
- 原産地で選ぶもヨシ
- 塩の質感(サラサラなのか湿っているのかなど)で選ぶもヨシ
あなたの好みであったり、健康を意識した塩選びであったり、いい塩梅を見つけてみてくださいね^^